東京マイスターは昭和58年度に発足した制度で、都内に勤務する技能者のうち、極めて優れた技能を持ち、他の技能者の模範と認められる方々を東京都優秀技能者(東京マイスター)として東京都知事賞を贈呈しています。

**マイスター(Meister)とは、ドイツ語で「名人」「親方」「師匠」などといった意味合いを持っています。

中小企業における技能者の育成等を図るとともに、広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、技能者の社会的地位及び技能水準の向上を図ることを目的として毎年度表彰しています。

東京マイスターの主な活動

受賞された方々は、いずれも極めて優れた技能により数々の功績を残されていて、それぞれの分野で第一人者と目されています。

また、中小企業等や学校等で講師として指導を行ったり、さまざまな技能振興イベントで普及活動を行うなど、技能の継承に努めています。

東京都では、東京マイスターをはじめ、優れた技能者を中小企業等へ派遣し、訓練指導する現場訓練支援事業を行っています。また、東京都職業能力開発協会では、中小企業や工業高等学校へ派遣し、ものづくりの指導等を行う若年技能者人材育成等支援事業を行っています。

 

東京都東京マイスター